老化を防ぐ!野菜がもつ抗酸化の力を知ってますか?
- mai kawai
- 2016年8月8日
- 読了時間: 5分
こんにちは。
今年5月から食についての知識を深めようと
土佐FBC(フードビジネスクリエイター)で高知大農学部に通っている、鍼灸師のカワイです。
ご存知の通り、高知県は豊かな気候風土に恵まれ、農産物の生産が盛んなところです。
ですが、高知県と同じレベルの農業産出額を有する県と比べると、食品加工業の生産額が高知県より1000億円程度上まっています。
この状況は、高知県の農産物の多くが生鮮で出荷されており、加工に回される量が極めて限られているということです。
農業公社のあるいの町吾北地区でも女性グループによる6次産業化が少しずつ進んでいますが、利益化するのはなかなか難しいようです。
前置きが長くなりましたが、土佐FBCの授業の中で、「酸化(老化)を防ぐファイト(フィト)ケミカル」について学ぶ機会がありました。
ファイト(フィト)ケミカルってなに?

今、注目されているのが、“ファイトケミカル(フィトケミカル)”(植物由来の化学物質)です。
これは野菜、果物、豆類、芋類、海藻、お茶やハーブなど、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質です。
特に抗酸化力は、健康維持に大きく役立つのではないかと期待され、研究が進んでいます。
老化の原因は酸化?
肌のしみやシワが増えた…など、カラダの変化を年々感じていませんか?
そんな老化の原因のひとつは、“サビ”だと言われています。
私たち人間が生きていくうえで必要不可欠な酸素ですが、金属のサビと同じように酸素が細胞と結びついて起きる現象で、人間のカラダにも同じ“サビ”が生じます。
このサビがいわゆる“酸化”です。
人間に不可欠の酸素は、体内に入るとその中の数パーセントが活性酸素に変化します。
強い攻撃力で体内に侵入したウィルスや細菌、カビから私たちの体を守ってくれる役目の活性酸素ですが、増えすぎてしまうと健康な細胞まで攻撃し、酸化させ、老化へつながるのです。
また、がんや認知症、生活習慣病とも密接な因果関係があるといわれています。
これらの疾患に対して、ビタミンやミネラルとともに、ファイトケミカルを上手に摂り入れることにより、予防に役立てるのではないかと期待されています。
デザイナーフーズ・ピラミッドとは、1990年にアメリカのNCI(国立癌研究所)が打ち出したプロジェクトです。
ガンになる要因は食生活によることが大きいので、どのような植物性食品の成分を取り入れることにより、ガンの発生を未然に防ぐことが出来るのかを調べました。
ガン予防効果の高い食品を、効果の高い順にピラミッドに表してあります。

デザイナーズフーズ・ピラミッドで紹介されている食品は、あなたの免疫力を高める食品でもありますから、少量でも、毎日摂ることが大変重要になると思います。
7色の主なファイト(フィト)ケミカル
現在、発見されているファイトケミカルは約1500種類ほどあります。
あまりにも多く、どれを摂ったらいいのかわからないことも多いでしょう。
その際に参考になるのが、食材の色素成分です。
赤、橙、黄、緑、紫、黒、白の7色がそろえば、自然とバランスよく摂取できます。
【赤】
リコピン…トマト、すいかなどに含まれる赤い色素。抗酸化力が強い。
カプサイシン…唐辛子の辛味成分。体を温める効果や脂肪燃焼効率をUPさせる効果が期待されている。
【橙】
β(ベータ)カロチン・・・にんじんやかぼちゃに含まれる。体内で効率よくビタミンAに変換される。目や皮膚、粘膜の健康、免疫力アップなどの効果。
【黄】
ルテイン・・・とうもろこし、キウイの他、ほうれん草、ブロッコリーにも含まれる。目の健康に有効とされ、紫外線から受ける酸化のダメージから目を守り、加齢に伴う眼病の発生率を下げる働きがあると言われる。
【緑】
クロロフィル・・・「葉緑素」とも呼ばれている。ほうれん草やピーマン(緑)、オクラなどの緑色の植物が光合成を行なう上で欠かせない色素。抗酸化作用、消臭・殺菌効果があり、体臭や口臭を抑える作用や、抗アレルギー作用なども期待されている。
【紫】
アントシアニン・・・ブルーベリー、黒豆、茄子、ぶどうの皮などに含まれている紫色の色素で、ポリフェノールの一種。目の疲れや視力低下を防ぐなど目の健康を維持する働きがある。
【黒】
カテキン・・・緑茶に含まれ、抗菌作用をもつカテキン。カテキンを増やした健康茶や、サプリメントが製品化されています。
クロロゲン酸・・・いわゆる「アク」に含まれる。じゃがいも、ごぼう、コーヒー豆に含まれる独特の香りや苦味を形成する成分の一つ。ガンや老化などの誘因となる活性酸素を除去する作用や、血糖値を抑制する作用にも関わっているという研究報告もある。
【白】
メチルシステインスルホキシド・・・ニンニク・ネギに含まれる辛味や香りの基。免疫細胞を活性酸素から守り、がんの発生、増殖を防ぐ働きを持っている。
イソフラボン・・・大豆や葛など豆科の植物に多く含まれる。女性ホルモンのエストロゲンに似た働きで、動脈硬化や高血圧、骨粗しょう症の予防、皮膚や粘膜を健康に保つ、自律神経のバランスを整えるなどの効果が。

まとめ
食べることは、生きるためのカラダつくりの基礎となります。
でも、野菜を摂ることが昔より少なくなってきていたり、野菜に含まれる栄養自体も少なくなってきている時代です。
サプリメントや医薬品で、栄養を補うこともできるようになっていますが、まずは家庭の食事を見直してみてください。
家庭菜園でお野菜を作るときやスーパーで選ぶときも
「家族に食べて欲しい野菜をつくってみようかな」とか「酸化を防ぐのってどんなのがあるんだろう」と考えて、選ぶるのもいいかもしれませんね♩





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