今日は冬至(とうじ)。1年の始まりの日。「ん」を食べて運を得る日。そして、10億円の年末ジャンボ、販売最終日。
- maikawai
- 2015年12月22日
- 読了時間: 7分
鍼灸師である、移住専門相談員 河井です。農業のことはほとんど知らない初心者ですが、エラそうに農業公社のブログを更新しています。
さて、今日は、二十四節気の「冬至」です。
冬至という日をきっかけに、昔の日本人の感覚を一緒に勉強していきましょう。

■ 冬至って、どんな日?
まず、質問です。みなさんは、旧暦をご存知でしょうか?
旧暦は、太陽太陰暦で太陽と月の動きを基にした暦で、「月の満ち欠け」が大きく関係しています。
ちなみに今、日本で使われている暦は、「新暦」「西暦」などと言われ、「太陽の動き」を基にした「太陽暦」です。
今日の「冬至」は、前者の旧暦である太陽太陰暦で考えられ、
半球では正午の太陽の高度が一年中で最も低く、1年の中でもっとも日照時間が短い日です。
1年でもっとも太陽の力が弱まる日。
昔から、この日を境に再び太陽の力が強くなる事から「一陽来復(いちようらいふく)」と言って、運が上向くとされていました。
だから、今日は、いろんなことを リセットする日 なんです。
※一陽来復(いちようらいふく)冬至のことを一陽来復とも言います。 「一陽来復」は中国の「易経」に出てくる言葉。中国の昔の暦では10月はすべて陰の気で覆われ、11月になると陽の気が復活し、冬至を境に長くなっていくとされています。つまり、衰えていた太陽の力が再び勢いを増してくるというわけ。そのため、新年が来るという意味の他に、悪いことが続いた後に幸運に向かうという意味も込められているのです。良くないことが続いている人も、冬至が来たら「さあ、これからは良いことがどんどんやって来る」と気持ちを切り替えましょう。そういうきっかけを与えてくれる日でもあるんですよ。早稲田の穴八幡などの神社では「一陽来復」のお守りが配られます。
余談ですが、
なぜ旧暦は、1月~3月を春、4月~6月を夏、7月~9月を秋、10月~12月を冬 なんだろう?
と思った方いませんか?
季節の感覚が掴みにくい!全然分からない!というも多いと思います。
(私もまさにその1人です。笑)
みなさんの感じた季節の違和感は、日本の四季の考え方である「二十四節気」も「七十二候」も元々は中国から渡ってきたものであるからというのが要因のようです。
中国にある暦が、遠く、そして気象条件が違う日本に伝えられ、そのままの形で使い続けているから、我々の感じる季節と二十四節気の間にずれが生じているんですね。
中国でも、冬至の日を一年の始まり、太陽の復活の日として暦を読み、冬至は先祖を祀る習俗があります。
■日本人が冬至の日にすることといえば?
そう、カボチャを食べたり、柚子湯に入ること。
当たり前のように「カボチャ」を食べ、「柚子湯」に入って「冬至」の日を送っていますが、
では、なぜ「カボチャ」を食べ、「柚子湯」に入るかを知っていますか?
それは、冬至には、「今日から幸運を」という先人の前向きな想いがいっぱい詰まっているからなんです。
まず「カボチャ」についてです。
「カボチャ」は別名「なんきん」と言いますよね。「ん」が2つ、ついています。
「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められ、さらに「運盛り」といって、「ん」が2つ入る物として好んで食べられていたとされています。
冬至の七種は「ん」が2つつくもので
「なんきん(かぼちゃ)」
「にんじん」
「れんこん」
「ぎんなん」
「きんかん」
「かんてん」
「うんどん(うどん)」
「ん」のつく食品を食べると幸運が得られ、病気にかからない、
うどんは運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じるので出世する、といわれています。
次に「こんにゃく」です。
「こんにゃく」を食べるという地域があるようですね。これは、1年間溜まったの砂下ろしをするためだとか。昔の人は、こんにゃくを「胃のほうき」「腸の砂おろし」と呼んでいたそうです。
カラダを温めたいなあ~と思った時にお勧めしたいのが、こんにゃく湿布。「こんにゃく湿布のつくりかた」
何それ!と思った方。笑
思うと思いますが、これも東洋医学の知恵です。
食べるのもいいですが、貼るのもいいんです。
簡単ですので、腰痛や肩こりをお持ちの方は、ぜひチャレンジしてみてください。
最後に「ゆず」です。
この日に、柚子湯に入ると風邪を引かないと言われていますね。
これは、柚子の木が 寿命が長く病気にも強いためで、柚子風呂に入って無病息災を祈る風習になったと言われています。
「融通がきくように」との説もあるようです。
■「桃栗三年柿八年」・・・実は、「柚子の大馬鹿18年」と続くんです。
一度は耳にしたことのある、「桃栗三年柿八年」。実は、柚子の大馬鹿18年と続きます。
そう言われる理由は、ずばり、育つのに時間がかかるということ。
実際に1から育てようとすれば、18年かかるらしいです。
(が、下でそんなにかかりませんよ~という説明をしています。)
現在、柚子は高値で取引されています。(何十年?数年?に1度、価格が大暴落することがあるそうですが。)
高知産のゆずはブランド化され、都会では、1個100円以上で売られています。
また高知県では、絞って出来た柚子果汁のことを「柚子酢」と書いて「ゆずす」や「ゆのす」と呼びます。古くからお酢の代わりに、ゆず玉を絞ったこの柚子酢(ゆのす)をいろいろな料理の隠し味に利用しています。
柚子酢を買う際の 6つのチェックポイント
商品数が多いWEBサイトが多いので、買いたいものにたどり着くまでに時間がかかる場合がありますが、楽しんで探してください。
1 金額
まちまちです。1升瓶(1.8ML)2,000円~6,000円くらい。
2 種類
「塩なし」柚子果汁100%。
ゆず本来の味や香りをそのまま味わうことができます。
「塩入り」柚子果汁に塩を加えてたもの。
主にお鍋やお寿司などお料理にお使いの方に。
塩が保存料の役目を果たしますので、冷暗所でも保存が可能です。
(冷蔵庫で保管されますすと、より風味が保たれます。)
また、「柚子酢」「ゆのす」という記載のため、
『「お酢」が入っているの?』と思われる方がいるかもしれませんが、
「お酢」は入っておりません。
3 保存方法
生ものですので、10度以下で冷蔵保存しましょう。(塩入りの場合は冷暗所でも可能)
果汁の上に浮いているのは、柚子の成分です。
使う際は、よく振って均一にしてからお使い下さい。
4 日持ち
1週間程度~1年
5 味
実生のゆずに比べて、さっぱりとした柚子の味
6 調理法
クックパッドで「ゆず酢」と検索! クックパッド「ゆず酢の作り方」
■柚子栽培のメリット・デメリット
メリット
・一本の木で実をつけることが出来る
・耐寒性 耐寒温度はマイナス7度
・耐陰性あり 半日陰程度ならば問題なく生育
・比較的隔年結果になりにくい
・害虫がすくない
・橙(だいだい=代々)栄えるとされ、縁起が良い木
デメリット
・西日に弱い
・果実がなるまで時間が掛かる
安心してください。
カラタチに接木することで収穫は三年から五年程度まで短縮出来ますので、18年はかかりません。
一度植えてしまえば、柚子は比較的簡単に、安定した収入を得ることができます。
いの町にお住いのご夫婦2人で、柚子栽培だけで年間500万円以上の所得の農家さんもいるほどです。農業を本格的に考えている方は、柚子の栽培を選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか?
いの町農業公社では、国と町の新規就農給付金(準備型)の研修中に給付される2年間の給付金の一部でゆずの木を購入してはどうでしょう。というご提案をしています。新規就農給付金とは?
最後に、東洋医学ネタをもう一つ。
もう既に風邪を引いている方には、
ユズの果実を絞り、ハチミツなどで甘味を加えて、熱湯を入れて飲んでください。
ゆずの効能は、発汗効果と解熱作用があり、美肌効果にも良いんです。
果実には、ビタミンC、クエン酸、酒石酸 ビタミンCやクエン酸の含有率はレモンの3倍!
果皮には、ピネン精油、シトラール、リモーネン
いかがでしたか?
冬至の意味をしっかり知った事で、冬至を迎える気構えも少し変わったのではないでしょうか。
是非、カボチャを食べ、柚子湯に入って沢山の運を味方につけ、今日まで発売している10億円の年末ジャンボを買いに走りましょう。笑 年末ジャンボのサイトはこちら